無垢材 × リジェネラティブ・デザインとは?

自然と調和したリビング空間.png自然と調和する住まいの新しいかたち
こんにちは。住研コーポレーションです。

今回は、「無垢材」「リジェネラティブ・デザイン」という2つのキーワードをもとに、私たちが提案する"これからの住まい"についてお話ししたいと思います。
「サステナブルな暮らし」や「自然素材の家」に興味を持つ方が増えている今、私たちが大切にしているのが、自然と共に再生しながら暮らす家という考え方です。

無垢材の魅力とは?
「無垢材」とは、一本の木から切り出された自然そのままの木材を指します。
現在の住宅づくりでは、集成材や合板などの工業製品も非常に重要な役割を果たしています。構造の安定性やコストパフォーマンスに優れており、柱や梁などで広く活用されています。
一方、無垢材はその風合いや自然の効能を活かして、床・壁・天井などの**"見て・触れて・感じる場所"**に多く使われています。

たとえば、無垢のフローリングや羽目板(壁・天井に張る木の板)には、こんな魅力があります。
・木の香りによるアロマ効果
 → リラックス作用や自律神経の安定をもたらします。
   森林浴のような効果で、心地よい暮らしをサポート。
・天然の消臭・抗菌効果
 → ヒノキやスギなどの無垢材には、空気中の不快な臭いを吸着・分解する性質があります。
・湿度の自動調整
 → 湿気が多いときは吸い、乾燥すると放出する「呼吸する素材」。四季のある日本にぴったり。
・経年変化の味わい
 → 時間が経つほどに表情が変わり、家族の時間と共に"育つ"素材です。

無垢材は、ただの内装材ではなく、**暮らしの空気を整える「天然のパートナー」**とも言える存在。
住む人の五感にやさしく働きかける、まさに"自然と共にある住まい"の要です。

リジェネラティブ・デザインとは?
「リジェネラティブ・デザイン(Regenerative Design)」とは、直訳すると"再生的な設計"。
単に省エネや自然素材を取り入れる「サステナブル住宅」から、さらに一歩進んだ思想です。

・自然を守るだけでなく、自然の循環を助ける建築
・建てることで土地や地域に良い影響を与える住まい
・暮らしそのものが環境や未来に貢献する行為になる家

自然との関わりを"消費"から"共生"へ。
この考え方は、住まいの在り方そのものを根底から変えていく可能性を持っています。

無垢材 × リジェネラティブ・デザインの相性
無垢材のような自然素材は、リジェネラティブ・デザインと非常に親和性が高いと言われています。

・森林資源を持続可能な方法で調達し
・最小限の加工で自然の特性を活かし
・経年変化を受け入れながら長く使う

これは、まさに「自然と共に再生していく」住まいの姿です。
また、パッシブデザイン(自然の光や風を活かした設計)や、再生可能エネルギーとの併用によって、住まい全体がより持続可能で快適な空間となります。

叶える、自然とつながる暮らし
私たち住研コーポレーションは、福島県という豊かな自然に囲まれた地域で、こうした住まいづくりをご提案しています。

・羽目板や無垢フローリングを使った自然素材の家
・断熱性と通風性を両立させる快適なパッシブ設計
・暮らしながら自然とつながり、地域と育ち合う住宅

家は、完成した瞬間がゴールではなく、そこから"育っていく"存在。
無垢材と共に時を重ね、家族と自然が調和する住まいを目指しています。

まとめ|未来につながる住まいを、今から
無垢材のやさしさと、リジェネラティブ・デザインの力強い思想。
このふたつが出会うことで、暮らすことが、未来を育てることにつながる家づくりが始まります。

自然を消費するのではなく、共に育み、再生していく暮らしを――。
私たちは、そんな住まいを一棟一棟、心を込めてご提案しています。

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